伸びる子伸びない子の違い
技術を磨くだけでは伸びない
突き抜けて、伸びていく子と
そうではない子の違いってどこだと思います？
そこそこ弾けるのだけど、それ以上にならない理由。
それは、練習だけでもないのです。
私が、感じたことですが、
「謙虚と感謝」です。
それと、自分軸と他人軸。
急に、そこ！って重いかもしれませんが、
要するに、内面という事です。
ここが、ダメだといい線まで行っても
突き抜けることはできません。
人の技量はそれほど変わらないと思っていて、
一番は、精神が人を伸ばす原動力になっています。
練習の質もそこに出てきます。
長年、いろいろな生徒さんと関わってきましたが、
いい演奏をする生徒さんは、
謙虚で、いつも自分と向き合い、
曲と向き合い、練習します。
で、どうすれば弾けるようになるのか、
どうすれば、きれいな音で弾けるのか、
そのことに、常に集中しています。
早く、上達して人よりも早く
グレードを取得することよりも
確実に自分力をつけていくことを選択します。
ですが、上手いけどイマイチ、、、
何かが足りない生徒さんは、
人からの評価をとても気にします。
自分がどう見られているかが、
とても気になるのです。
自分が人から認めてもらうには、
これが、出来ないととか。
例えば、コンクールで入賞することとか。
上級のグレードを取ることとか。
そのような事を考えているようです。
そして、自分は充分出来るのに、
あまり、評価してもらっていない。
と不満に思ってしまうところがあります。
本当はそこじゃないんだけどな。。。
私はあまり野球に興味はないのですが、
大リーグの大谷選手のことはよく見ています。
あの選手は、誰もが認める名プレイヤーですよね。
何故、大谷選手はそうなのか？
あのように凄い偉業を成し遂げているのに、
いつも謙虚でさわやか～
そして、いろいろな人への感謝を忘れていません。
そして、いつも自分に厳しく努力を怠らず、
次々にチャレンジして行ってます。
自分は頑張ってる！感を出していません。
むしろ自分を楽しんでいる。
私が言うのもなんですが、
内面も素晴らしいのです。
内面がプレーにも出る。
演奏も一緒ですね！
技術も、心も磨くことで
良い音で、良い演奏が出来るという事です。
そのような立場の私達は尚更、
内面を磨いていかないとです。
上手い生徒を育てる事だけが指導ではなく、
良い演奏が出来る生徒を育てることが
私は使命かなと思っているんです。
そして、音楽でみんな明るく幸せになって欲しいなって。
ピアノをやってきたことで、
精神が磨かれて、人生が豊かになったら、
それは素晴らしいことだと思いませんか？
指導する立場の人間であれば、
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