ピアノ楽譜の記号の意味
ピアノ楽譜によく記載されている記号
ピアノの楽譜を見ると
よくいろいろな記号が記載されてますよね?
楽譜には音符以外にもたくさんの記号が
記載されています。
これは演奏する上で
こんな感じに弾いたらいいよ。とか
この順番で弾いてくださいね!とか
こんな気持ちで弾いてくださいとか
の表記なんです。
楽譜は音の高さ、と音価(音の長さ、リズム)が書いてあるだけでは
どのように弾くのかわからないことがあるので表記してあります。
ここでは、速さ、強さ、曲想、奏法についての
記号をご紹介していきます。
速さ、強さを表す記号
1,曲の速さとは?
その曲をどれぐらいの速さで弾くかということです。
曲の速さを表示する方法は2種類あり
①曲が1分間に演奏するべき拍の数を表示
♩=80 ♪=78
のように示しています。
②言葉による表示では
イタリア語が多く使われていてます。
Allegro 速く
Allegretto やや速く
Moderato 中ぐらいの速さで
Anndannt ゆっくり歩くような速さで
2,強さの表示とは?
f 強く
mf やや強く
mp やや弱く
p 弱く
ff 極めて強く
pp 極めて弱く
このように書かれていると正確に大きさをあらわさなければと
思ってしまいますが、相対的におおざっぱにとらえてください。
曲想、奏法の記号
1,曲想を表す記号
楽譜には曲の感じを表示するために
いろいろな言葉が用いられてます。
それを発想用語などと言われて言います。
よく使われるのが、
animato 活気をもって
con brio 生き生きと
cantabile 歌うように
dolce 愛らしく
eregante 優雅に
espressivo 表情豊かに
などがあります。
2,奏法を表す記号
3,その他大切な記号
ピアノの楽譜の記号の意味を深く知る
実は、記号に忠実に弾くことがとても大切ではありますが
記号の裏にある意味を深く理解することもとても重要です。
fは強くですが、
ただ単に強く弾けばよいのではなく
深い響くような強さなのか
激しい音の強さなのか
強くの中にも多種多様な解釈があります。
pは弱くですが
ただ単に弱く弾けばよいのではなく
優しく繊細になのか
かわいらしく優しくなのか
小声で話すようになのか
弱くにもやはり、多種多様の弱さがあります。
ピアノの楽譜にはたくさんの記号が書かれています。
それを深く理解し忠実に
正しく弾いていくことがとても大切です。
ですが強弱や奏法、曲想、速さは人により
感じ方が様々です。
なので記号を意識しながらも自由な感性で
音楽を楽しんでいきましょう!
当教室では、生徒様の感性を大切にレッスンをしています。
感じることを大切にしながら心を奏でていきましょう!
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