ピアノの発表会に映えるバームクーヘン!
1,発表会でバームクーヘンが人気な理由
湯山昭のピアノ曲集「お菓子の世界」の中の1曲です。
たくさん素敵なお菓子の曲が入っている曲集ですが
特に人気があるバームクーヘン。
私も発表会に選んだりしています。
とっても素敵な曲なんですよね!
どうしてこんなにも人気なのかというと、、、
バームクーヘンのお菓子の感じが見事に表現されていて
バームクーヘンの何層にも重なってできてるところを
音で表現しているのが
この曲の面白さのポイントです。
それと曲の感じの展開がどんどん変化していくので
聞いている人にも飽きさせないのです。
テンポの変化にも富んでいて、
初めはゆったりと。
途中からスピードが出てきて
まるで物語のように進んでいくのも
この曲の魅力です。
それと何と最後は転調して締めくくるという豪華さ。
発表会に弾いたら断然映えるのも納得です。
この人気のバームクーヘン。
弾いてみたいけど、どれぐらのレベルなら弾けるか?
2,バームクーヘンレベルはどれぐらい?
とっても素敵なバームクーヘンの曲ですが
どれぐらいのレベルになれば弾けるのか?
私はレベルもありますが
その人の性格や頑張り、環境も
大きくかかわってくると思っていて
どれぐらいその曲が弾きたいのか
そのためにはどんなことをしていけばよいのか
どれほどの期間で弾けるようになりたいか
最後まであきらめないで完結することが出来るか
という気持ちの持ち方も大事かなと思います。
なので、まだこのレベルだからとか無理かな、、、
とあきらめずにチャレンジしていくことも大切かと思います。
ですが、ある程度のレベルは必要ですよね。
全音楽譜レベルでいうと中級となってます。
中級とはチェルニー30番程度やバッハのインベンションのレベル
まだそこまで進んでいないという方も
まだあきらめないでください。
ゆっくり練習していくことで弾けるようになる可能性はあります。
それと、自分はどのレベルで弾くかということ。
要するに、どこまでを目標にすかポイントです。
なので、私の生徒さんも1年生で
そのレベル(中級)に達していなくても
背伸びをして経験を積むために
発表会で演奏したりします。
3,ピアノでバームクーヘンを練習するコツ
どんな曲にも共通していますが
初めは片手ずつゆっくり練習します。
片手ずつ練習したほうがよく聞いて弾けるので
丁寧に弾くことが出来て仕上がりもきれいになります。
初めのスタート部分はレガート奏で流れるように
そして途中からスタッカートとレガートが交互に出てくるので
はっきりと弾き分けしましょう。
色々イメージして弾いてみてください。
(甘さがはじけているとか)
色々、想像をふくらませることで
曲を演奏するのが楽しくなります。
最後のCodaはテンポも速くなり
どんどんクレッシェンドして盛り上がるところ。
スリリングに表現したいですよね。
生徒さん達もここが好きという方が多いです。
で、最後のGrndiosoです。
転調して最高の盛り上がりになります。
右手も和音で弾くのでかなり曲に厚みも出て
豪華な感じ。
最後はあの盛り上がりとは対照的に静かに終わるという
まるで、物語のような曲になっています。
あなただけのバームクーヘンを是非表現してみてください。
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