ピアノレッスンにはバイエル
ピアノの定番だったバイエル
バイエルというのは人の名前で、正式には、フェルディナント・バイエルと言います。
19世紀にドイツで活躍した作曲家ですで ピアノ教則本であるバイエルは、
初めてピアノを習う人のために作られました。
曲の名前などはなく、全106曲と予備曲で出来ています。
ピアノ経験者でもない方が知っているほど有名なピアノはバイエルからという事。
ですが、今はバイエルからピアノを始めるという事はかなり少なくなってきています。
それは、以前はピアノの教本が今ほど多くなく
限られていたので、バイエルが使われてました!
今はピアノの教本は多数あり、より魅力的なものとなっています。
バイエルもとても良い教本だとは思いますが、
私が思うに単調でつまらないという印象です。( ;∀;)
決して、楽しいとかワクワクするとか、楽しい!
から、かけ離れていて、音楽が好きになるという感じはありません。
当教室が使っているテキストは、子供が挿絵を見て、
イメージを膨らませたり
絵本仕立てになっていて、次はどうなるのかな?
と好奇心が湧いてくるテキストとなってます。
幼児の気持ちに寄り添っている感じです!
そんなわけで、最近はめっきりバイエルを使うことが
減ってきたのでしょうね!
では、大人の場合はどうなのか?というと
やっぱり、私は使いません。
理由は、やはり同じです。
バイエルを使わない理由は?
では、具体的に使っていない理由についてお伝えします。
1、最初は片手の練習ばかりが多い
2、ト音記号で始まり、ヘ音記号の出てくるのが遅い
3、曲にタイトルが無くイメージを膨らすことができない(番号だけ)
4、黒鍵が出てくるのがとても遅い
5、Ⅰ・Ⅳ・Ⅴ以外の和音が、出てこない。
6、偏った音楽のスタイルが多い
7、いろいろな調を経験することが無い
などです。
ピアノのレッスンの導入期は楽しい!がとても大事なところ。
当教室では
この曲が好き!とイメージを膨らませるそのような音楽教育に
なっていて、子供の心を育みながら音楽に触れあうスタイルです。
好きな曲なら何度も弾きたくなる!そんなテキストでレッスンしています。
バイエルに代わるピアノテキスト
菅原ミュージックスクールでは、幼児のテキストはヤマハで研究を重ねて作った
「大好きドレミ・ピアノスタディ」を取り入れ、こちらの教材をメインに、
バーナム、チェルニー、ハノンなど生徒さんお一人お一人に合わせて併用しています。
「大好きドレミ、ピアノスタディ」は
読譜力・テクニック・表現力・楽典・音楽史・即興・がしっかり身に付き、
ピアノグレードにも対応したテキストです。
とても素敵な曲ばかりと生徒さん親御さんにも評判です!
テキストはこれだけではないので、指導者は生徒さんに合わせて
ベストな教材を選ぶ必要があると、日々おもっています。
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