人気のピアノ曲アラベスクを弾こう!
人気曲アラベスクの難易度は?
ピアノを習い始めて、指も早く動くようになったり
読譜も早くなってきた頃(グレード9,8級程度)になると
取り組むのが、ピアノ教本「ブルグミュラー25の練習曲」です。
親しみやすく、きれいな曲がたくさん入っている教本ですが、
中でも特に人気なのが「アラベスク」です。
とても覚えやすいメロデイと躍動的なリズムが
人気の理由。
1度聞いたら忘れない、そんな曲です。
そんなに難易度も高くなく
直ぐに弾けそう!とい思われがちですが
実は中身の濃い課題がたくさんある曲です。
ここではアラベスクをかっこよく弾くためのポイントをご紹介します!
ピアノでアラベスクをカッコよく弾くための練習法
アラベスクの楽譜(参照)
【ピアノ楽譜】25の練習曲 2 アラベスク / Johann Friedrich Franz Burgmuller(ソロ 初級) (print-gakufu.com)
「アラベスク」とは曲の名前ではなくて、
アラビア風の幾何学模様や複雑に植物が絡み合う
唐草模様表した言葉です。
なので、曲も音やリズムが複雑に絡みあってる感じがしますね!
で、練習法は
テンポはアレグロスケルツアンドで「速く、おどけて」という意味です。
本来は速く弾く曲ですが、
始めはゆっくりと右手から練習しましょう!
慣れてきたら、メトロノームに合わせて、一定のテンポで練習。
左手も同様に、初めから早く弾かずにゆっくりと
慣れてきたら、メトロノームに合わせて弾きます。
右手のスタカートは力を抜いて、放してくださいね。
あまり強く弾かないことがポイントです。
それと躍動的な曲ですが、フレーズを大切に滑らかに弾きましょう。
左手伴の和音の伴奏は強くなりすぎず、軽やかにスタカートで弾きます。
和音は音をそろえて弾きましょうね!
それと途中から、初めの右手に出てきたテーマのリズムが出てきます。
ココが、難易度が高い!!
それは音が転がってしまうから。
この曲で一番の課題は右手も左手も音が転がらないこと。
指の独立が課題です。
そのための練習法としては、リズムを変えて練習したり、
テンポを変えて練習したりしましょう。
その時もやはりメトロノームに合わせて弾く練習法は効果的です。
それと、最後の難関が決めの最後の和音です。
ここが以外にも失敗しやすいところ。
みんな結構やらかしちゃうのです。
音が飛んでるから、外しやすいので注意!!
練習方法としてはやはりゆっくり弾くことです。
そして、ピアノの練習には欠かせない反復練習です。
失敗するという事は、まだ回数が足りていないかもしれません。
ある一定回数をすると、急に弾けたりするので
諦めないでやることです。
ピアノでアラベスクを弾けるようになると?
これだけ有名な曲をカッコよく弾けたら
かなりポイントは高いです。
それは何故かというと、なかなかカッコよく弾けてる人が少ないからです。
なんとなくは弾けるけど、音が転がっていたり、テンポが乱れたり
音の粒がそろっていない、右左の音のバランス、
和音がきれいに弾けていない、など。
この曲にはカッコよく弾けるようになるには
学ぶべきところが山盛りなのです。
なので、本当にこの曲をカッコよく決めて弾けたら
凄い!!という事です。
ぜひ、チャレンジしてみてくださいね。
人気者になれるかも。
ピアノコラムに関連する記事
子育てコーチングで悩み解決
レッスンを真剣に受けない時ありますよね?
家を出る時は、
普通に出るのだけど
いざレッスンが始まると、
やる気がなくなり先...
ピアノスランプ
ヤマハエレクトーンフェスティバル2023
ヤマハエレクトーンフェスティバルが開催され、
2名の生徒さんが、受賞することが出来ました!
おめでとう!...